金融を楽しく学べるきんゆう女子。さんの女子会に、登壇させていただきました。
・お金をかけずに夏を美しく乗り切る薬膳の力
いよいよ夏も本番。
海へ山へと自然の中で過ごしたり、ビアガーデンやバーベキューをしたりと、楽しいイベントが盛りだくさんのシーズンです。
ところで、夏の気温が1度上がるだけで、個人消費が約5100億円も増加するともいわれているのをご存知ですか?(参照:第一生命経済研究所)
暑い中で飲むビールは格別ですし、ついついコンビニで冷たい飲み物やアイスを買ってしまいますよね。
外に出るのも面倒になって買い物をネットショッピングで済ませるようになり、宅配便の利用率や段ボールの消費量も増えます。
さらに女性は、汗でお肌の不調が目立つようになると、スキンケア用品にもお金をかけるようになります。
たとえ小さな出費でも積み重なると痛手になるもの。
そんな時、夏のセルフケアの知恵を身に付けておくと、お金をかけずに夏を美しく、元気に、涼しく乗り切れるようになるのです♪
そのために必要ことは、自分の本当の体質と自然界の夏の性質を知って、必要な食材やセルフケアを取り入れることです。
・自分の本当の体質って?
漢方・東洋医学では、検査やCTスキャンを行うのではなく、顔色や舌の状態、問診を行うことで自分の体質を探っていきます。
そこから「気血水」という体を構成している3つの要素の不足や滞りがないかを判別し、
補ったり巡らせたりする食事法や運動、睡眠を取り入れていきます。
まずはみなさんに体質チェックシートに取り組んでいただきながら、舌診(舌の状態から体質を探ること)をさせていただきました。
・夏のセルフケアのポイントは?
自分の体質を知ったら、今度は夏の特徴も理解することが大切です。
それは湿度(湿邪)と暑さ(熱邪・暑邪)。
これらによって、むくみ、だるさ、食欲不振、肌荒れ、不眠、動悸、ほてり、熱中症などの不調が起きてしまうのです。
そこで、余分な水分を体の外に出し、胃腸をケアしながら、熱をクールダウンさせることがポイントになります。
それぞれにおすすめの薬膳食材は色々ありますが、分かりやすいポイントは「夏が旬のものをとる」ことです。
具体的には、とうもろこし、きゅうり、アスパラガス、トマト、冬瓜、なす、レタス、スイカ、メロン、たこ、ミントなどがありますね。
また、オフィスなどで冷房が効きすぎている場合は、かえって夏でも体が冷えやすくなります。
夏でも入手しやすいジャスミンティーや紅茶などの体を温めるお茶や、生姜・にんにく・わさび・みょうが・紫蘇などの薬味を上手にとり入れてみるのがおススメです。
新たに何かを買う必要はなく、毎日の食材選びを少し工夫すればOK。
古来から受け継がれてきた知恵を活かして、冷たい飲み物の過剰摂取やクーラーの利用を減らし、節約につなげていきたいものですね。
みなさまもぜひ、暑い夏を美しく元気に過ごしてください♪
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