自然から学ぶ 生きるヒント


私たちは毎日を忙しく過ごし、さまざま情報に翻弄されて生きています。

心の余裕がなくなっていくと、思い通りにいかないことに不満を抱いたり、他人との比較の中で焦ったりすることも増え、自分を見失っていくような感覚になるかもしれません。 そんなときは思い切って立ち止まり、自分の心を観察し、向き合ってみるのはいかがでしょうか。 私は自分自身と向き合いたいときに、自然の中に身を置いて、ただただぼーっと過ごします。



(↑先日訪れた熊野の滝)

いつも見過ごしていたような植物、昆虫、鳥、滝、海、空、太陽などを眺めていると、 「ハッ」と我に返り、生き方のエッセンスを学ばせていただくことがあります。 無意識のうちにこころの中に蓄積してしまった余計な感情・信念に気付くことで、見失いかけていた「自分」をもう一度見つめ直すきっかけになるのです。 こころの中にたまった不要なエネルギーに気付いたとき、それらを手放すには勇気がいります。 しかし、それらをデトックスし、本来のピュアな自分になることで、「しあわせ」感度が増し、日常に「しあわせ」を感じる瞬間が増えていくのだと思います。

自然から学んだこと〜禅語と共に〜

●百花春至為誰開(ひゃっか はるいたって たがためにか ひらく)

心身のバランスを崩し、植物の恵みを活用する「フィトセラピー(植物療法)」を学んだとき、それぞれの植物が懸命に生き抜く姿勢に改めて気付かされ、何よりも感動しました。 ローズ、ヒマワリ、コスモス、それぞれが命を全うし、それぞれの美しさを謳歌しています。



鏡で自分の姿を見たこともないのに、生命力溢れる美しさで咲き誇っています。 それぞれの魅力があり、比較する意味も必要もありません。 誰のためでも、何のためでもなく、ただ咲き誇る。 その姿に私たちは感動し、勇気をもらうのだと思います。

私たち人間も、他の誰かになろうとするのではなく、ただ懸命に自分の命を全うするだけで良いのだな、と学ばせていただきます。 ●春色無高下 花枝自短長(しゅんしょく こうげなく かしおのずから たんちょう)

新入社員で配属されたのは軽井沢にある旅館だったので、現地に2年ほど住んでいたことがあります。 そこで驚いたのは、東京にいた時と季節感が全く異なること。

例えば桜の開花時期を比較すると、東京では3月半ばなのに対して、軽井沢ではゴールデンウィークにも及んでいたことがありました。

春は日本中どこにでも訪れるけれど、早く咲く桜もあれば、ゆっくり咲く桜もある。 枝が短い桜も長い桜もある。



どちらが良い悪いではなく、ひとつひとつが自分のベストなタイミングで、自分らしく懸命に咲き誇っているのだと感じました。

これは私たちにも当てはまるのではないでしょうか。

自分と他者の生き方に何らかの差があったとしても、比べる必要は全くなくて、自分自身のペースで、流れに身を任せて懸命に生きれば良いのだと思います。そうすることで、ベストなタイミングで咲き誇ることができる。

自然はいつだって、私たちにとっての生き方の師匠ですね。

あなたらしく咲き誇り、あなたの人生が素晴らしいものになるよう、心からお祈りしています♪



Maya



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